子ども向けオンライン英会話の選び方|小学校の英語の授業との関係

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情報の確認:2026年10月4日(制度やサービスの情報は、この日に公式サイトで確かめました)

子ども向けのオンライン英会話を選ぶとき、学校でどんな英語を学ぶのかを知っておくと、教材やレッスンの内容を考える手がかりになります。

この記事では、文部科学省の学習指導要領(学校で教える内容の基準)をもとに小学校の英語の授業を整理し、子どもがオンライン英会話を使うときに保護者が確かめたいことをまとめました。

※この記事は、レッスンを受けた感想ではありません。各サービスや国の公式情報をもとにまとめています。決まりや条件は変わることがあるので、最新の情報は記事の最後にある公式ページで確かめてください。

もくじ

  1. 小学校の英語の授業のしくみ
  2. 学習指導要領が目指していること
  3. 子ども向けレッスンを選ぶときに見ること
  4. 規約で保護者が確かめること
  5. 子どもの個人情報についての決まり
  6. よくある質問

1. 小学校の英語の授業のしくみ

今の小学校の学習指導要領(平成29年告示)は、2020年4月から実施されています。英語は、3・4年生の「外国語活動」と、5・6年生の教科の「外国語」で学びます。

学年 名前 1年間の授業時数 中心になること
3・4年生 外国語活動 35単位時間 聞くこと、話すこと(やり取り・発表)
5・6年生 外国語(教科) 70単位時間 聞くこと、話すことに加えて、読むこと、書くこと

1単位時間は45分です(学校教育法施行規則)。どちらも、英語をあつかうことが原則とされています。

文部科学省の解説によると、以前は2011年度から5・6年生で外国語活動が行われていました。今の学習指導要領では、3・4年生から外国語活動を始め、5・6年生では文字を読む・書くことも加えて、中学校の学習につなげることを重視しています。

2. 学習指導要領が目指していること

3・4年生の外国語活動は、聞くことと話すことを通して、外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しむことを目指します。英語の目標は、「聞くこと」「話すこと[やり取り]」「話すこと[発表]」の3つの領域に分けて示されています。

5・6年生の外国語では、これに「読むこと」「書くこと」が加わり、5つの領域になります。たとえば、次のようなことが目標に挙げられています。

  • ゆっくりはっきり話されれば、日常生活に関する身近で簡単なことについて、具体的な情報を聞き取る
  • 活字体で書かれた文字を見分けて、その読み方を発音する
  • 大文字と小文字を、活字体で書く

5・6年生であつかう単語は、3・4年生で学んだ語もふくめて600〜700語程度です。中学校では、卒業する段階でCEFRのA1レベル相当以上の生徒を6割以上にすることが国の目標です(くわしくは「英語のレベルの目安|CEFRとレッスンの選び方」)。

3. 子ども向けレッスンを選ぶときに見ること

学校の内容から考えると、たとえば3・4年生なら、聞いたり話したりして英語の音に慣れるレッスンが、授業の中心と近いと考えられます。ただし、オンライン英会話の教材が学校の教科書と同じとは限りません。教材の内容は、各サービスの紹介ページで確かめましょう。

確かめる項目 どこを見るか
子ども向けのコースや教材があるか、対象の年齢 コース・教材の紹介ページ
保護者がそばで見守ったり、手伝ったりしてよいか 利用規約、子ども向けの案内
子ども自身のアカウントが必要か、家族向けのプランがあるか 利用規約、料金プランの案内
レッスンが録音・録画されるか 利用規約、プライバシーポリシー
自動更新や解約の決まり 利用規約、特定商取引法に基づく表示

4. 規約で保護者が確かめること

利用規約には、子どもが使うときに関係する決まりがあります。4つのサービスの例を見てみましょう(2026年10月4日確認)。

決まり 規約などにある例
未成年が使うときの同意 レアジョブ英会話・DMM英会話・ネイティブキャンプ・Kimini英会話は、利用者が未成年なら、親権者などの法定代理人の同意を得ることとしています。Kimini英会話は、サービスを利用した時点で保護者の同意があったものとみなすとしています。
アカウント DMM英会話は、登録した本人以外にアカウントを使わせることを禁止しています。レアジョブ英会話とネイティブキャンプは、1つのアカウントを複数の人で使うことを禁止しています。
レッスンに保護者が加わること DMM英会話は、登録した人以外で、許可されていない人をレッスンに参加させることを禁止しています。ネイティブキャンプは、未成年の利用者を支える目的なら、保護者が参加してよいとしています。

民法では、18歳で成年になり、未成年が契約などをするには法定代理人の同意が必要です。法定代理人は、子の代わりに契約などをする人で、ふつうは親権者である父母です。

家族で使うためのプランを用意しているサービスもあります。たとえばネイティブキャンプのファミリープランは、家族がそれぞれ家族会員として登録し、家族の月額料金などは代表者の支払い方法で決済する仕組みです。

5. 子どもの個人情報についての決まり

オンライン英会話では、ニックネームや年齢、レッスンの録音・録画などの情報が扱われることがあります(DMM英会話のプライバシーポリシーなど)。個人情報保護委員会のQ&Aでは、一般的に12歳から15歳までの年齢以下の子どもについては、親などの法定代理人から同意を得る必要があると考えられるとしています。

また、2026年7月17日に公布された改正個人情報保護法では、16歳未満の子どもの個人情報について、同意を得たり知らせたりする相手を法定代理人とすることが明文化されました。施行は、原則として公布の日から2年以内です。

申し込む前に、プライバシーポリシーで、子どもの情報を何に使うのかを確かめておきましょう。講師とのやりとりで気をつけることは「講師とのやりとりで気をつけること|個人情報と連絡先の交換」で説明しています。

よくある質問

何歳から始めるのがよいですか?

何歳から始めるのがよいかは、この記事で調べた公式の資料には書かれていませんでした。学校では3年生から外国語活動が始まります。子ども向けコースの対象年齢は、各サービスの紹介ページで確かめましょう。

オンライン英会話は、学校の授業とつながりますか?

教材が学校の教科書と同じ内容かどうかは、サービスの教材の説明で確かめる必要があります。5・6年生では読むことと書くことも学ぶので、教材に文字の読み書きがふくまれているかも見ておくと、授業とのつながりを考えやすくなります。

まとめ

小学校では、3・4年生が外国語活動で英語の音に慣れ、5・6年生が教科の外国語で読むことと書くことも学びます。子ども向けのレッスンは、この流れと教材の内容を見くらべて選びましょう。

申し込む前には、未成年の利用についての同意、アカウントの使い方、保護者がレッスンに加われるか、子どもの情報の扱いを、利用規約とプライバシーポリシーで確かめておくと安心です。

参考にしたページ(2026年10月4日確認)